もう一度彼女と付き合うために、あえて距離をとる
前回、彼女のことを考えた抜いた結果、一切連絡を取らないという選択をしたというお話をしました。今回はなぜその行動に至ったか、なぜそれが復縁に有効なのか、その理由をお話しようと思います。
まず彼女のことを考え抜いた、というのは具体的に言うとどういうことか。
「彼女の言葉をちゃんと理解して、そこから滲み出るニュアンスを汲み取る」という作業をした、ということです。彼女の言葉を振り返ってみると…
僕氏「距離を取りたいって具体的にはどういうこと? 僕のこと嫌いになった?」
彼女「うーん…嫌いになったわけじゃないんだけど」
僕氏「じゃあ距離取る必要もないよね?」
彼女「いや、やらなきゃいけないこといっぱいあって僕氏と会う時間も作れないし…」
僕氏「なるほど…じゃあ頻度減らすっていうのはどう?
たまにご飯とか誘うのは大丈夫なの?」
彼女「うん、それは大丈夫だと思う」
「彼女は距離をとりたい」「嫌いになったわけじゃない」
でもご飯に誘うのは「大丈夫」と言いました。この言葉を額面通りに受け取ってしまった僕は、しつこくご飯に誘うという失態を犯してしまいます…
往々にして女性(男性もそういう人はいますが)は、気まずいことを言わなければいけない場面で直接的にものを言いません。建前とうより暗号みたいなものですかね。そこで男性に必要になってくるのは相手のことを慮る能力です。ちなみにこのことは心理学の本や恋愛に関する考察本の中には必ずと言っていいほど出てくるお話です。では彼女は本当は何を伝えたかったのでしょうか?暗号を解析していきましょう。
彼女「うーん…嫌いになったわけじゃないんだけど」=『もう好きではない』
これは簡単ですね。「なんでそんなこともわからなかったの?」「はっきり言われてるじゃん」と思う人もいるでしょう。
でも人間って自分の都合の良い方向にバイアスをかけてしまう生き物なんです。
このときも彼女と別れたくない、そう思うあまり「嫌いになったわけじゃない」という言葉を過剰にポジティブに受け取ってしまったのです。では、続きも解析していきましょう。
僕氏「じゃあ距離取る必要もないよね?」
彼女「いや、やらなきゃいけないこといっぱいあって僕氏と会う時間も作れないし…」
=『あなたのために消費する時間はないの』
僕氏「なるほど…じゃあ頻度減らすっていうのはどう?
たまにご飯とか誘うのは大丈夫なの?」
彼女「うん、それは大丈夫だと思う」
=『どうしようもなく暇で時間があったら行く可能性はあるかもね』
なかなか辛辣ですが、これが現実ですね笑
辛辣だからゆえ、本音が言えないというのもあったと思います。
実際、彼女は友達が多く、素晴らしくモテるため、他に魅力的な誘いが
たくさんあったんです。冷静に考えて、ふったばかりの自分に時間を使ってくれるはずがありません。
では、どうやってその状況を打破していくか。
それを考えた末に出した結論が、一度、彼女の言う通り距離を取ることだったんです。
僕はあまり復縁という言葉を使っていません。というのも振られた印象を一度断ち切り、成長した新しい自分と付き合ってもらう、という前提で行動を始めたからです。
新しい恋人ができるかもしれない、忘れられてしまうのではないか…そういった思考が頭の中をグルグルと周りモヤモヤするかもしれません。ですが、そんなネガティブな状態からは何も生まれません。
はっきり言って振られたときの自分の受け入れてもらうことよりも、新しく成長した自分を受け入れてもらう方が遥かに成功率が高いと思います。
以上が彼女との連絡を一切絶った理由です。
では自分を成長させるために何をしたか。どんなことが効果があったのか。
次回、また具体的なお話をしていきたいと思います!